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芝張り体験に無我夢中!長靴必須の新企画「コース改修体験&ラウンド」2DAYSに密着取材☆彡

GDO会員の皆さま、こんにちは!神代です。

今まで謝恩イベントでは、いつもGDOをご愛顧いただいている皆さまに感謝を伝えるべく、女子プロゴルファーとのプレーやセミナーなど、GDOならではの特別な体験ができるようイベント企画をしてきました。

謝恩イベント開催も今年で7年目、もっと“GDOならではの特別な体験”をご提供できないか?とスタッフ一同で検討をし、考案されたのが今回の企画です。

その名も、「コース改修体験&ラウンド」という2DAYS企画!

ゴルフコース設計家のビジョンに触れるだけでなく、実際に芝張り体験をしたり、改修直後のコースをラウンドしたりと、普段のラウンドとは少し違う目線からゴルフを楽しんでいただきました。

開催日 2024年3月28日(木)~3月29日(金)
開催場所  ザ・クラシックゴルフ倶楽部(福岡県)

※イベント開催のご案内はGDOヤードプログラムTOPページ内、プレゼント&キャンペーンTOPにてお知らせいたします。
メールマガジン(GDOからのお得な情報)をご登録の会員様には、募集時にご案内メールをお送りいたします。この機会にぜひご登録くださいませ。

今回会場となったのは、2028年に「日本女子オープン」の開催が決定しているザ・クラシックゴルフ倶楽部。

更なるコース価値の向上に向けて2023年はキングコース、2024年はクイーンコースの大規模なコース改修を行っています。

コースデザイナーには、オリンピックコースを始めとして、国際的なトーナメントコースの改修経験を持つBenjamin Warren氏(以下ベンジャミンさん)を起用。

ザ・クラシックゴルフ倶楽部のコース改修プロジェクトでは、マスタープラン作成からグリーンやバンカーの造形まで、現地で直接手を動かしているお方なのです!

さて、イベント1日目は以下の三本立てでお送りしました。

・コース改修プロジェクトの概要の説明と座談会
・ベンジャミンさん帯同による、改修中のクイーンコース見学
・クイーンコースにて改修軽作業を体験

まず、コース改修プロジェクトの概要の説明と座談会では、ベンジャミンさんが今回のコース改修にかけている想いをお聞きします。

座談会を聞いている中で“レダン”という言葉をよく耳にしました。

レダンとは、ゴルフコース設計の中で1番有名といっても過言ではないほどよく利用される「型」のことでして、例を挙げると、オーガスタナショナルGCの12番、リビエラCCの4番などが有名です。

そのレダンのオリジナルは、スコットランドにあるノースベリック・ウエストリンクスの15番ホールで、ノースベリック出身のベンジャミンさんにとって思い入れがある「型」なのです。

そのレダンをザ・クラシックゴルフ倶楽部の7番に作ったそうで、“日本初の本格的なレダン”なのだとか。

今後、ザ・クラシックゴルフ倶楽部の7番は、多くのゴルファーに愛される名物ホールとなることでしょう^^

コース改修プロジェクトの概要の説明と座談会の後は、実際に改修中のコースへ出て改修の現場を直接見ていただきました。

今回のイベントの持ち物は、汚れても良い服と長靴。

普段ゴルフ場へ行く時なら絶対に持っていくことのないものですが、“普段はできない特別な体験を”ということで、芝を全く張っていない粘土のような土の上を、あえて歩くことにしたのです。

芝を張っていないゴルフコースはネチョネチョとして歩きにくく、泥に滑って尻もちをしかけたGDOスタッフも。

綺麗なコースを維持してくださっている全国のゴルフコース関係者へのありがたみと、ゴルフ場を大切にすべく、綺麗な芝が生えるよう、しっかりと目土をしようと感じるきっかけになりました。

1ホールごとに、改修の意図を説明してくださるベンジャミンさん。

完成形が見え始めているホールもありましたが、まだ土が盛られているだけのようなホールもあり、全く想像がつかないところも。

ここがこうなってああなって…と語るベンジャミンさんの目にはいったい何が見えているのだろうかと、設計家と素人(筆者)と見えている世界の違いに驚いたのでした。

ホール全体を木で囲うことで、次のホールに開放感を感じさせる作り、この後回るホールを見えるようにしておくことで、事前に戦略を立てられる作りなど、ただ生えているだけと思っていた木にも意味があるそうです。

ザ・クラシックゴルフ倶楽部に限らず設計者の意図が見えるようになると、また攻め方も変わってくるのかもしれませんね。

さて、1時間ほどのコース見学を終えた後は、1日目の目玉「芝張り体験」に移ります。

写真手前のように芝が置いてあるところは見ても、実際に張った経験のある方は少ないのではないでしょうか!

芝張りはただ芝を並べるだけに見えるかもしれませんが、重い芝を運んだり、かがんで芝を並べたりとかなり重労働。

1つ1つの束はかなりの重量感があり、女性の力では2つの束を持ち上げることは難しいかもしれません。

重労働とはいえ、初めて体験する我々にとって芝を置いたり、必要に応じて切ったりして隙間を埋めていくというのはかなり面白い作業でして、時間を忘れて黙々と作業してしまいました。

あれだけあった芝も、ものの15分程度で張り終わってしまうほど。

ダイヤモンド会員さまからは、「芝張りしたところの芝が生えたら、またラウンドしに来たい!」「日本女子オープンでプロがここを回るのが楽しみ!」などの声が聞かれましたよ。

2028年に日本女子オープンが開催された際には、「ここの芝は俺が張ったんだぜ!」と自慢しちゃいましょうね^^

作業もして疲れたことですし、1日目のイベントはここまで。

各々ホテルに戻り、2日目のラウンドに向けてお休みいただきました。

さて、2日目。1日目は雨が降ったり止んだりという天候だったのですが、2日目は綺麗な青空が見えポカポカ陽気になりました♪

さっそく2023年に改修を終えたキングコースをラウンドしていきます。

いつもの謝恩イベントでは、当日の様子をお伝えするため取材を行っている筆者ですが、なんと今回はダイヤモンド会員さまと一緒にラウンドをさせていただいたんです!

ダイヤモンド会員さまはお優しい方ばかりで会話が弾み、恥ずかしながら、仕事を忘れて楽しくかつ一生懸命にプレーしちゃいました。

キングコースの7番には、ベンジャミンさんがこだわりを持って作ったレダンがあります。

レダンは直接ピンを狙うとバンカーにつかまりやすく、ピンの近くに落ちてもボールは弾かれてグリーン奥へと流されてしまう設計。

ピンに寄せるには戦略を立てる必要があり、かなり考えさせられるホールです。

筆者はというと、「レダンでダイヤモンド会員さまに良いところを見せたい!」という欲が出たのでしょう。

打ったボールはピンをめがけて飛んでいき、ギリギリのところでバンカーにつかまり8打と大惨敗いたしました。

今後、皆さまがレダンをプレーする際には、一切の欲を出さず安全に攻めることをおすすめいたします(笑)

全てのホールが戦略性に富んでいて楽しいのですが、特に7番のレダンは難易度が高くスコアが大きく動く可能性のあるホール。

2028年の日本女子オープンでは、きっとこのホールでドラマが生まれるのではないかと思いますので、女子プロがどのように攻めるのか、ぜひ皆さま注目して試合をご覧ください!

ラウンド終了後には簡単な閉会式を行ったのですが、ここでスペシャルプレゼントをお渡しさせていただきました!

ダイヤモンド会員さまが手に持っているのは、ゴルフコース改修体験の修了証でして、修了証には総支配人とベンジャミンさんの2名のサインが記入されているんです。

これさえあればゴルフ仲間に「本当に改修体験したの?」と言われても、本当だもん!と胸を張って言えますね^^

ぜひ、大切に飾っていただけたら嬉しいです。

2日間のイベントでしたが、初めての体験に触れることが多くあっという間に終わってしまいました。

今回のイベントを通じて、4年後の日本女子オープンやコース改修が終わり芝が安定するまでなど、長きにわたってゴルフコースの成長過程を楽しんでいただける機会になったのではないかと感じています。

また普段聞くことのできない設計家の話が聞けたことで、今後のコースの見方にも変化がありました。

ただコースを眺めるだけではなく、設計家の意図をくみ取ることで見えてくる戦略がきっと多くあるはず。

これからは、プレーすることの楽しさだけでなく、コース戦略を練ることの楽しさにも目を向けていこうと思います。

今回開催したイベントが、ダイヤモンド会員さまの楽しい思い出の一つとなっていますように☆彡

皆さま、4年後の日本女子オープンをお楽しみに~!

~写真集~

  • 普段会えないコース設計者とのディスカッション大変面白かった。芝生の張り作業も、実際は知らなかったので貴重な体験でした。改修されていくコースを眺めながら、2028年日本のトップ女子プロがプレーする様子が少しイメージできました。ぜひ、観戦したいと思います。

  • コース設計者の意図や想いを知ることができて大変良かったです。特にプロ目線ではなく、我々アマチュアの事を意識されていて驚きました。芝張り体験も、コースを自分たちで作るという貴重な経験をさせて頂いたのでとても満足です。
  • 10~18Hの流れを考えながら見学ができ、設計者の思いにふれて考え方が変わりました。キングコース7番は期待しすぎて空回りしましたが、そこまでコースと向き合った事がなかったので、またチャレンジしたいです。

ゴルフ場

ザ・クラシックゴルフ倶楽部

1995年に「日本女子プロゴルフ選手権(優勝 高村亜紀)」、2017年に「日本シニアオープンゴルフ選手権(優勝 P・マークセン)」、2020年には「日本女子オープンゴルフ選手権(優勝 原英莉花)」を開催した名匠鈴木正一設計のメジャートーナメントコース。 キングコースは、独特の地形を生かした自然美溢れる造りで、フェアウェイの幅が広く距離もある。しかし、左右には自然林が密集していることから、ティーショットの精度が求められる。 クイーンコースは、9ホール中5ホールが池絡み。ティーショット以外にも2打目で攻略ルートに池が絡むホールがいくつかあり、美しい水の演出を求める鈴木正一の思想が色濃く表現されている。 プリンスコースは、最も変化に富んだ9ホール。ドッグレッグやアップダウンホールに加え、ティーイングエリアからグリーンまで全てが池に囲まれたショートホールもあり、全てのゴルファーの挑戦意欲を駆り立てる。

ゴルフコースデザイナー

Benjamin Warren( ベンジャミン・ウォーレン)氏

グレードを確認する

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