Press Release 2025.07.04 GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスで暑熱対策AIカメラ『カオカラ』の実証実験を開始 ~顔の情報から体調の変化へ気付きを、スポーツ分野で初の導入~株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石坂 信也、以下「GDO」)は、運営するGDO茅ヶ崎ゴルフリンクス(神奈川県茅ヶ崎市)において、株式会社ポーラメディカル(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長: 松本 剛)が開発した暑熱対策AIカメラ『カオカラ』を活用した実証実験を2025年7月1日に開始しました。本実証実験の期間は10月末までの予定です。スポーツ分野における「カオカラ」の導入は初めてとなります。■ 背景年々深刻化する夏の高温環境のなか、熱中症による救急搬送者が増加し、深刻な健康被害も少なくありません。子どもや高齢者、屋外作業者、スポーツ参加者への影響やケアは、社会全体の重要な課題となっています。環境省は2025年度の熱中症警戒アラート(暑さ指数33以上)や熱中症特別警戒アラート(暑さ指数35以上)を4月23日から10月22日にかけて積極的に発表しており、暑熱対策の重要性を強調しています 。そうした背景のもと、ゴルフという長時間を屋外で過ごすスポーツにおいて、来場者が自身の体調や暑熱リスクに気づき、自発的に水分補給や休憩を取るといった「行動変容」を促すことを目的に、本実証実験を開始しました。実証試験では、クラブハウス受付付近とコース内の休憩所に『カオカラ』を設置。プレーヤーがチェックイン時やゴルフプレーの途中に自発的に顔をかざすことで、暑熱リスクの兆候を検知し、結果に応じたセルフケアや「行動変容」、周囲とのコミュニケーションの促進を図ります。■ 実証実験の狙い・スポーツ分野における顔解析AIの活用・ゴルフ場における夏の暑さ対策の新たな手法としての有用性を検証・利用者がセルフチェックしやすく、安全意識の向上につながるかを評価■ ゴルフ場での期待される効果・顔をかざすだけで瞬時に暑熱リスクが可視化され、プレーヤーが自ら気付ける・水分補給や休憩をセルフマネジメントでき、リスク低減に直結・組織的なデータ蓄積で、ゴルフコースや施設内の安全強化や予防施策に活用■ 暑熱対策AIカメラ『カオカラ』の特徴カメラに顔をかざすことで、顔の情報を検出するタブレット型AI機器です。判定結果に応じて色でお知らせすることで、健康管理に役立つと期待されます。1) 精度 専用に学習したAIにより顔色、表情、発汗を解析し、外気温や湿度などの外環境情報と統合して体調の変化に気付きを与えます*1。2) 使用性 専用タブレットを設置し起動すれば使用可能で、簡便な管理運用が期待できます。判定にかかる時間は約3秒です。4段階の色で示されるため、直感的で分かりやすいとの声をお客様からいただいています。3) 現場での一元管理 結果は一元集約され、管理者はパソコンなどで結果履歴を確認できます。赤色表示の方に優先して声掛けができるなど、効果的な対策に役立てることが期待されます。※1 本機器は、熱中症の治療、診断、予防を目的としたものではなく、医療機器ではありません。GDOは本取り組みを通じ、夏場でも安心・快適にプレーいただける環境づくりをさらに推進してまいります。株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)について株式会社ゴルフダイジェスト・オンラインは「多様性を認め合い、人生を楽しむことができる寛容な社会を目指す」ことを理念として掲げ、ゴルフのワンストップ・サービス(見る・買う・行く・楽しむ)を提供するゴルフ専門ポータルサイト「GDO」を2000年より展開しています。近年はゴルフにデータ/テクノロジーを融合した打球追跡システム「トップトレーサー・レンジ」のゴルフ練習場展開やゴルフレッスン・スタジオ「GOLFTEC」の運営、「スピードゴルフ」「スノーゴルフ」などゴルフの多様性を追求するイベントなどを展開し、ゴルフを通じて豊かで「あそび」のある生活を提供しています。本社所在地:東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア8階URL:https://www.golfdigest.co.jp この記事をシェアする 一覧に戻る