ラグビー元日本代表・大畑大介さんはなぜゴルフが好きなのか？／GDOポッドキャスト＃10-2

○ゴルフにおける最近の課題
常に一緒で「集中力が持たない」ことと「欲をかかない」こと。「力まない」は永遠の課題です（苦笑）。常にベストを目指してしまう自分がいて、300yd飛ばそうとか、このすき間を抜いてやろうとか「～したろう願望」をどれだけ削れるかを意識しています。

○集中力はめちゃくちゃ高そうですが...
瞬間はそうなんですが、一回切れたら「もうええわ」ってなってしまうんです。あまりピリピリしたゴルフを経験したことがなくて、いつも仲間内でワイワイガヤガヤ。せいぜいコンペで順位が出るとか、カメラの前の緊張感くらいですが、たぶん競技ゴルフは違うじゃないですか。そういった緊張感に身を置くと、自分のゴルフの違うページをめくれるだろうなって思います。

○競技ゴルフはやってみたいですか？
そうですね。やるならちゃんと練習しないとあかんなっていうのがありますが、まず1回その場所に行ってみたいっていうのはあります。1回行ってみて、どんだけ自分があかんのか、どんだけ周りがすごいのかっていう基準を知りたい。何事も目指すべきポジションが見つかってこそ、そこに対するアプローチができると思うので。行くなら、やるなら、目指すなら、まずはちょっと見てみたいなっていうのはあります。

○マスターズが開催されるオーガスタナショナルGCも回ってみたい？
回りたいです。僕も競技でそれなりにやってきた人間ですけど、ゴルフってプロとやっても、たまたま1ホールだけ勝ったりすることがあるじゃないですか。ラグビーではありえないので、それがゴルフの醍醐味の１つだとも思うのですが、それで「俺、○○に勝った」みたいに言うのは、ちょっと失礼かなっていう感覚があるんです。逆にプロがやるような環境に行って、150とか200くらい叩くんじゃないかっていう経験をしてみたい。それでこそ「プロってめっちゃすごいやん！」って感じられると思うんです。

○ゴルフはどんなところが楽しいですか？
できたことと、できないことが分かりやすく見えるのがゴルフ。それが楽しいですよね。できないならできるようになりたいし、できたらもっとうまくなりたいと思う。それに職場じゃないのが良いところだと思います。ゴルフという非日常の中で一喜一憂、いろんな感情がでてくるのが楽しいです。